クリスマスイヴの宵

結局、薬膳料理はどんな味だったのでしょう…(笑)。
将臣くんルートでは、どう考えても「盤上遊戯」で遊んでいたとしか(笑)。ここで「中学生」を選ぶと弁慶さんで詩紋くんが聞けるという…。これは爆笑物でしたが、それに続く白龍にもまた笑ってしまいました。皆、望美ちゃんの何気ない一言でまぁ(笑)。

さて、弁慶さんルートに戻りまして何が驚いたかと申しますと、パーティーが7時で終わっていたということ。10時頃まではやっているのでは、と踏んでいました。…あれ?待てよ、メインの食事は7時で終わって、こっそり抜け出してたら…という事も考えられますか。3時に買い出しに行って、迷宮を出た時は夕方でしたね。12月24日くらいのあの空って…多分4時過ぎかと。それから作って、食べて―やはり7時は早いと思います(笑)。

ま、突っ込むのはほどほどにして、二人は江ノ島へ。はぐれないようにと、手を繋いで。冬の花火を見て、花束を。私は、ここで不吉な…(汗)と思ってしまいました。早とちりなのですが、実はキンセンカだと思ってしまったのです。キンセンカの花言葉は「別れの悲しみ」(諸説あると思いますが、私が覚えているのがコレだったのです)。しかも、平穏で幸せな時間を有難うといった事を言いましたよね。だから、ついつい「またこの人は一人で…という覚悟が既に…」と思い込みまして。後でガーベラだと分かった時は、彼もあの雰囲気でさようならの要素は入れないか…と妙にホッとしたのでした(笑)。ちなみにガーベラの花言葉は「神秘」。

3章前編
朝のお散歩帰り、ノンビリした雰囲気の中でも、油断禁物と言う弁慶さん。怪異は鎌倉のあちこちで起こっているとか。

潮騒の聞こえる店
江ノ電で七里ヶ浜へ。浜辺を散歩して、お店へ。ここの選択肢、どれにしようか迷いました。一番面白かったのが、やはり「紅茶」。異世界から来た人の財政事情って、どうなっているのでしょう。度量不足とかそういう問題ではないかと(笑)。しかし、金塊の真偽は如何に!夜中に金塊探しに没頭してたら笑えるなぁ。
望美の事を、自分では持ちえない不思議な力を持った、謎めいた人だと言います。だからクリスマスにガーベラを送ったのかも。…花を贈る以上、ただ選んだって事は無さそうですからね。弁慶さんなら。
攻略本を読むと、この時点で弁慶さんは望美の中の荼吉尼天に気付いている、とありますがどの辺りでそう思ったのでしょうね。…もしかして、車の前に出たあの時から…ってことはないでしょうが…。

3章後編
実はあまり目がよくない、という弁慶さん。確かに、暗がりでの濫読はよくありません。ここで思い出されるのが十六夜でのイベント。ウグイスの声を聞いていましたよね。「見る」より「聞く」な人だったわけが分かります(でも設定集だと「野鳥観察」なんですが)。そして、あの倉庫のような自室!(笑)。灯明の火すら持ち込めない気がします。間違って引火したら…(汗)。

そして、図書室に心躍る弁慶さん。こっちの世界の本が読めるのは、やはり文字が同じで楷書だからでしょうか。十六夜で望美ちゃんが向こうの世界の本が読めなかったのは、書体の問題かなと思ったので。…しかし「平維盛 夢日記」って(笑)。装丁は褒めたのに、役に立ちそうにないと一言(笑)。まさか、これが鉄鼠への振りだとは…。
朱雀の本の時も、面白かったですね。「鍛冶師見習い」「僧兵見習い」ときて、ヒノエくんに「頭領見習い」って…。スゴイ叔父さんを持ってしまいましたね、ヒノエくん(笑)。まぁ、その後きちんとお返しされてましたけれど。素直、純粋を見習おう…という心掛けは大切だと思いますが、私は甥っ子の言う事に賛成してしまいますぞ(笑)。

4章前編
いい加減にして寝てなさい、と景時さんに言う弁慶さん。薬師である彼には、転んで出来た傷か、違うかはお見通しだったに違いない…。でも、それを敢えて言わず(勿論嘘をついてるのは、誰の目にも明らか)、望美の行動を見守ります。

八葉の対立
報国寺から戻ったとき、この軍奉行と軍師、真相に近づきつつも隠している二人は、一体何を話していたのでしょう…。どっちも頭がいいだけに、気になります。世間話をしつつ、腹の探り合いだったらコワイかも…(汗)。「景時に聞きたいことがあるのだろう」と言っている辺り、もう十分望美ちゃん達の行動は察しているようです。そして―弁慶さんは、怨霊を封印して穢れを清め、五行の滞りを直そうと考えます。自分の考えを怯むことなく真直ぐに突きつけます。…声、欲しかったです。
そして、リズ先生の言動に不信を抱く将臣くん。そこには、弁慶さんも景時さんも口を挟みません。ゲームをクリアした時、私は「迷宮は25歳以上が苦悩するゲーム」と認識しました(笑)。そのリズ先生を追って行きます。核心に近づいている軍奉行と軍師ですが、神子を思う故に解決策が異なったまま…。

4章後編 進む覚悟
空中庭園で、私にとっては「覚悟の人」たる弁慶さんは、神子を励まし、その労をねぎらいながらも、先へ進む(=彼の考え通りの方向)へ彼女を導きます。僕を憎むのか、それとも…と。自分の思う最善のことを、曲げない弁慶さん。弁慶さんにとっては、真実を知ったうえで尚、望美には強くあってほしい…。それが、彼女を想う形。


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