1. 朝夷奈・梶原太刀洗-景時邸跡

旅の始まり
リベンジするのよぉぉ!と思いつつ、四月の訪問から早半年以上経ってしまいました。ここまできたら、紅葉狩りを兼ねるわ!!という事で、決行は11/28。晴れて暖かい陽気でした。
リベンジというのは、四月にやり損ねた
1.梶原太刀洗を撮る 2.隠れ里稲荷の「霊狐泉」を拝す 3.江ノ島へ行く 
4.七里ヶ浜で「運命の鼓動よ」を(ヘッドフォンで)聞く…ということです。
出掛ける迄に、前回の反省から梶原太刀洗までは、バスを使うこと等を粗方決めておきました。
9時4分東京発、小田原行きの東海道線に乗車。9時42分、戸塚駅で向かいホームの横須賀線へ乗り換え。横浜・大船駅でも乗り換えは出来ますが、ホームが違いますのでちょっと面倒かも。タイミングが合えば、戸塚駅がラクです。


朝夷奈へ
9時56分、鎌倉駅到着。さて、まず最初の目的地は、太刀洗だ!!という事で、この後、東口5番停留所から「太刀洗」行バスに乗車。…乗って驚きました。四月によくまーこの距離歩いたな、と(笑)。バスだと最寄りの「十二所神社」まで12・3分。確か私…40分以上歩きましたね。でも、この日はとにかく道が空いてました。四月は、私が何度もバスを追い抜いたくらい、混んでましたから…。で、200円払って下車。

目指すは太刀洗!!ということで、朝夷奈切り通しへ向かって歩き始めました。
…あれ?寒い…??この日は、予想最高気温は18度。私はジャケットを脱いで歩いておりました。ところが、朝夷奈へ向かっている途中、民家が途切れた辺りから、温度がどんどん低下。しかも、ここ10日以上降雨も無いのに、地面は濡れています。

 



そして、驚愕。…息が、白い(冷汗)。ジャケットを着、前を合わせ「うそぉ…」と呟きながら進みます。左手の、水の流れを注意深く見ながら。
歩いている内に…あれ?切り通しと果樹園の分かれ道が見えてきました。
太刀洗は、この手前の筈…って、これか!

  

 

     

   …また、見落とすところでした(爆)。

注意力散漫(汗)。今回は、撮れたよ…。
史実で、景時が上総介暗殺後、刀の血を洗ったとされる太刀洗水は、鎌倉五名水の一つ。…ということは、飲めるんでしょうか。あちこち検索を掛けても、その旨の記載はありませんでした。確かに、実際飲むとなったら、相当長い柄杓でも無いと駄目です。

この辺り、落葉はしていましたが、それほど色付いてはいませんでした。
写真は、果樹園方向へ上がった所にあった色付いた木々。
この日は、金沢方面から来た男性、私の後からご婦人5人連れ、カップルと、
そこそこ人に会いました。


写真も撮り、引き返します。


十二所の景時邸跡へ行く前に、バス停の名になっている十二所神社へ。銀杏が綺麗でした。本殿には、珍しく2羽の兎が…。この時、和彦さん(井上という姓の方が多いので、私はお名前で呼んでいます)が景時のイメージを「元気な兎」とコメントしてらしたのを、思い出してしまいました(笑)。

     


景時邸跡へ

さて、ここから景時邸跡まで、バス停で一つ半くらい。歩きます。

目印にしている明王院さんへお参り。
…あれ?本堂が開いてる。今日は28日、お不動さまの日か!!と納得。弁慶さんも、カンマン巻いているくらいですから、やはり28日の御勤めには熱が入ってたのかしら(明王院さんは境内撮影禁止ですのでご注意ください)。

 さてお参りを終え、境内を出て手前の細い道を入っていきます。
目印は、足下の小さなスポーツクラブへの標識のみ。右の写真はその道中のお宅の紅葉です。
…景時邸跡へのこの道、私道なのか否か分かりません。

緩やかな登りを数分歩いていって―驚きました。

 
  
祠の手前の樹に…ロープです。四月には無かったのですが。
この奥に、建築資材らしきものは、あの頃から置いてありました。工事が始まるからなのか、は分かりませんが要するに「関係者以外立入禁止」です。

次に来るときは、目印としていたこの祠も、見られないかもしれません。
そう思ったとき、かなり寂しい気持ちになりました。 
元々、この景時邸跡は見付けにくい場所でした。
旅行ガイドの類にも、殆ど載っていません。地図上で景時邸はこの祠の奥、今は建築資材らしき物が置かれていた場所(上の写真で車のある辺り)にあったとされています。この貴重な目印である祠、今後はどうなってしまうのか気掛かりです。
祠の由来は不明ですし、お札は何が書いてあるのかわかりませんが、お狐様が御座します。ゲームをやっていると、ついつい荼吉尼天を思い出してしまいます。景時邸、政子様は念入りに見張っていたのかしら…等と(汗)。

色々妄想しながらも、此処の見学がこれからは出来るのか、ついつい考えてしまいます。
しかし、どうにもなりません。
この日来られて良かったと思うべきかと考え、何度か振り返りながらも、次の目的地・鶴ケ岡八幡宮へ歩きます。
写真は、この谷戸の入り口と思しき辺り。

 



歩きながら絵柄天神社の入り口付近で、こんな看板を。
…営業時間外に見たので、今回は見送り。いつかここでお食事したいです。


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