4. 権五郎神社-旅の終わりに

権五郎神社へ
11月、日没が日々早くなる頃でしたので、あっという間に暗くなり始めました。長谷へ着いた時には、すっかり真っ暗…。
ここで目指すは、日中に行った御霊神社とは場所は違えど名前は同じ、御霊神社。こちらは、ガイドブックによっては「権五郎神社」と書かれるお社。そう、景時の祖先が祀られています。
…しかし、この時点でとっぷりと日は暮れ、辺りは真っ暗です。街灯も民家もありますが、暗いところの暗さが、久々に味わう「闇」な感じ。旧い街にある独特な雰囲気です。いささか地図の読み間違いも手伝い、正味5分のところを倍近く掛かって到着…。真っ暗…。フラッシュ焚かないと、周りが何も見えない境内でした。

 

その中で、本殿からは女性の祈祷が響きます。…改めてお参りに来ようと思って、退出。
本当に久々に、暗い・怖いと思いました。神社センサーが働かなかったのも、久し振り。
そのまま、江ノ電に乗り鎌倉駅へ。JRへ乗車し、帰路に着きます。


旅の終わりに
今回は、春よりも回る箇所が増えた上に、日没が早くなっています。思い返すと、かなり無謀だったかと(爆)。実は、行こうと決めたのは当日なんです。休みのその日、起きたら6時だった…という理由(苦笑)。それと、紅葉狩りには少し早いかと思いつつ、銀杏は綺麗という情報を得たので。お陰様で紅葉の写真には、綺麗な銀杏が。こちらに載せたのは、十二所神社境内の樹です。

話を戻しまして、無謀の代名詞は江の島。このうえなく急ぎ足でした。何だか本当に「回った」というだけかも…(汗)。遊覧船が平日に無いのは、知っていました。しかし脚力・スタミナとも不足!!無理に予定詰めるより、昼食食え!!という感じです。ただ、余りにも久しぶりなせいか、過去の記憶よりかなり俗化していた感が否めませんでした。そのせいか、じっくり見たい…という気持ちがやや削がれまして、余計速足になってしまった事が、最大の要因です。最も、これは私見以外の何でもないので、楽しめるならそれに越した事はありません。
下の写真は、稚児が淵の手前からの眺めです。

今回、予想外だったのが朝夷奈の寒さです。
夏は大丈夫かと思いますが、それ以外の時期は街中との温度差はかなりあると思われます。春はここまで感じませんでしたが、何か羽織るもの等があった方が無難かと。
しかし、やっと太刀洗を見られて良かったです。あそこでは丁度一人だったので、やや浮かれた状態で写真を撮っておりました。
景時邸跡は、あれからどうなっているのか…気になります。
太刀洗と同様、碑や説明板のような物が一切無いので、いっそ史跡としての整備であってほしいと思ってしまいます。

10時に鎌倉に着いて、駅に戻ったのは18時前くらいでした。食事もせず、寄り道も一切無し。まさにマイペースのきままな貧乏妄想一人旅です。
こういう阿呆な事は呉々もなさいませんように(苦笑)。
今にして思うと、凄く楽しかったのですが、どこか耐久レースのような気がします(笑)。

旅は、安全・確実が一番、妄想二番(笑)。



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