3.由比ヶ浜沿岸―長谷(収玄寺・甘縄神明宮)

お散歩

ここから由比ヶ浜沿いを歩きます。いつもは慌ただしく回ってしまいますが、今回は二人旅。折角ですからお茶もしましょう。そして(声を控えめにして)妄想話も致しましょう(笑)。ということでお茶をするのはこちら「鎌倉パークホテル」さん(下写真左)のラウンジ。…いつも極楽寺坂を歩いていましたので、この沿岸を歩くのはすっっっごく久し振りです。驚いたのは、過去に泊った「ホテル花月園」が跡形も無かったこと。マンションになるようです。そう、マンションも増えましたね。モロに海に面しているので、塩害とか凄そうにも思えますが…。

 

ラウンジでは二人ともケーキセットをオーダー。私はバナナタルト(上写真右)と紅茶で。中にバナナが入っています。タルト台が特に美味しかったです。私の気のせいでなければ…僅かにきな粉の味がしました。甘さがくどくなくて、クリームもバナナの甘さを損なっていません。紅茶はポットサービスでした。
ラウンジでは他にも数組のお客様、そして丁度8人くらいのグループがチェックインするところでした。静まりかえるでもなく、五月蝿くもない丁度いい感じ。そんな中、私達は今後の創作活動の話など、あれこれ取り止めもないお喋りをしておりました。

 


長谷方面・収玄寺

ホテルを出てからは、長谷方面へ戻ります。往路ではもう少し歩いたかと思いつつ、復路はなんとなくあっという間でした。「力餅家」さんに寄って、力餅ゲット。おおっ!草餅になっていましたよ!!期間限定で…確か5月まででしたか、草餅だそうです。狂喜(笑)。そのまま収玄寺さん(右写真)へ。こじんまりとしていますが、花が沢山あって境内は「上品な賑やかさ」を感じます。

甘縄神明宮

そのまま由比ヶ浜大通りを東へ歩き、甘縄神明宮さんへ。源頼義がこちらに祈って八幡太郎義家に恵まれたといいます。創建は710年で、鎌倉最古の神社。社名が独特で、一度は訪れたいと思いつつ今回漸く初訪問と相成りました。参道石段脇のお宅の犬は、アヤシイ煩悩を背負った私達に気づいたのか、塀の向こうから吠えていました(笑)。大丈夫、参詣は神妙に致しますので。

石段を登ると拝殿です。拝殿の手前にはベンチがありまして…眺望はこんな感じ(右写真)です。


拝殿右わきの石段を登ると、秋葉社(下写真左)があります。その右横に、かなり古い感じの鳥居(同右)が…。そこから向こうは、神社を覆うような感じの山に連なる路になっています。「お山もご神体でしょうかね」と話ながら、くぐって少し進みましたが、断念。去年村岡の御霊神社で感じたのと同じ雰囲気で、憚られました。配布用略史によると「神輿(見越)ヶ嶽」と呼ばれているそうです。ご神体かどうかは記載なしでした。

 

秋葉社の左側から、本殿(下写真左)が臨めます。しかし、正面まで回ることは出来ません。
拝殿からしか本殿には行けず、しかも本殿は拝殿に(よくない書き方かもしれませんが)阻まれ、ほぼ見えず写真のような状態。大抵拝殿から本殿も拝めるのですが…。拝殿から本殿の廊下?もちょっとナゾな空間というイメージです。

 

 


鎌倉駅へ

再び由比ヶ浜大通りを経て、江ノ電で鎌倉駅へ―と思っていたのに(汗)。やってしまいました。歩いているうちにそこには六地蔵さんが…。既に和田塚の駅も通りすぎていました。過去にやらかした過ち再び。午前中にも一回ポカやってるというのに…(滝汗)。ということで、歩いて鎌倉駅まで戻りました。
写真は通り沿いにある鎌倉彫のお店・寸松堂さん。


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