3.光則寺-御霊神社-成就院-極楽寺
光則寺
遙か旅へ戻ります。海の家から歩いて光則寺さんへ。…静か(笑)。午後は去年と全く同じコースとなりました。…もとい、私の場合は旅の「締め」はこちら方面になるのは必須(笑)。
時刻も時刻でしたので、蓮は閉じています。それでも色の美しさは分かりますし、姿も綺麗。他の花もあって、やはりこちらはいつ来ても、眼の保養です。![]()
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御霊神社
先月の賑わいも過ぎ、境内は静けさを取り戻しています。紫陽花の小道は、剪定も終わりベンチも撤去されていました。住宅地の中にあり、且つ線路に面しているのに、崖面があるせいか山の中のような気配です。夏の緑は濃く、どこか不思議な感じがします。時間は17時40分位。夏の陽の長さは、暑さと静けさの中で煩悩を抱える馬鹿神子に、しばし思索の時を与えてくれました。
…秋からはあっという間に暗くなりますから、今のうち、今のうち。
成就院
こちらも、先月と違って至って静かです。参道を通る人もなく、のんびりと剪定された紫陽花を眺めつつ、来年も宜しくと心中で声を掛けます。海岸を眺め、閉じられた山門に一礼。
長谷駅周辺の混雑は年中のもの。それが6月になると一気にこちらまでその喧騒がなだれ込んできます。それが終わると、こんなにも静か。自分もその喧騒の1部に相違ありませんが、あれからひと月でしかも海の傍だというのに…この変りようは何とも言えない気持ちになります。でも、この状態こそがこちらの「いつも」の姿なのですよね。
極楽寺
時すでに…と当然のことながらこちらも閉門されています。門前にお花は咲いていませんでしたが、いつ見ても絵になる風景です。
訪問の時間が遅かったり、平日だったりするせいで、こちらの「宝物殿」を拝観したことが一度も無いという現実。それは東慶寺さんの松ヶ岡宝蔵にもいえます。山門を眺めつつ、来年の花祭り(もうそれか)には来られるといいなと思います。
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