3.七里ヶ浜―極楽寺―長谷
潮騒の聞こえる店へ
おそば屋さんの看板に倣って、ではなく(笑)元々次に行こうと思っていたのが、弁慶さんとのイベントのモデルと思われるお店でした。江ノ電に乗って、七里ヶ浜へ。
車窓からも見えた、イタリアンのリストランテ・アマルフィイさん。
七里ヶ浜にあって、海が見える―となったら、検索すれば行き当たるだろうと思いましたが、逆に情報量が多く、時間が掛かりました。日中のイベントでしたから、ランチは少々遅めでお茶の時間(デザートだけの選択肢もあったので)に掛かるくらいまでやっている…とかを念頭にして探し、行き着いたお店です。決め手は、オフィシャルやグルメ系のサイトで、こちらの2階の店内写真を拝見した事です。
私はお茶を頂こうと思いましたら、テラス席でということに。「本日の焼き菓子」が気になり、聞いてみたら「くるみ入りガトーショコラ」!!ぐはー、なんて偶然なんでしょう。焼き菓子と紅茶(セットはありませんでした)で1,000円。
私が入店したのは、確か14時頃。ランチではなく、喫茶のみの利用は何時からなのかは不明です。蛇足ですが、席数の割にお手洗いが少ないです。
2階に女性専用1室、男女兼用が1室。休日は混雑で要予約だそうですし…大変な気がします(苦笑)。用足しのついでに、己の目でちょっと2階席を拝見。ああ、やはり此処に違いないと思いました。2階は予約席か余裕があってもお食事の利用かと。![]()
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上・左写真はテラス席からの眺め。真下の道路は国道146号線です。
同・右写真は七里ヶ浜海岸。曇天なのが残念。富士山まで見られるような日に、
また是非。…久し振りにここで「運命の鼓動よ」を聞いて参りました(笑)。
極楽寺〜長谷へ
七里ヶ浜から江ノ電で極楽寺へ。いつも慌ただしく拝観しているので、今回はゆっくりと。植木屋さんが入って、剪定作業をされる音の他は本当に静かなお寺。桜や紫陽花の頃と違って、訪れる方もまばら。
桜橋を渡り、極楽寺坂切り通しを歩いて、長谷へ。
そしてリベンジ!権五郎力餅です。
お餅については「お土産」のページで。
こちらは創業300年という老舗。景政公が御霊神社に有る力石16貫(約60kg)と、手玉石28貫(約105kg)を力試しに使おうとしたそうな。後々力石に餅を献じ、それを「力餅」として、参列者に分け与えたといいます。後にこのお店の祖先が、この武勇を後世にと「力餅」を販売するようになったのが起源とか。
美味しかったですよ!この後、御霊神社へ。
こちらも静かでした。少しだけ銀杏が色付き始めたのは、梶原のお社と同じです。![]()
上写真・右、何の実でしょうか。梶原の御霊神社の拝殿の周りにも、これと同じような実が沢山落ちていました。
異国の音を探して
御霊神社を出て、長谷駅方面へ。江ノ電には乗らず、国道134号線へ出てそのまま由比ヶ浜方面へ歩きます。ほどなく、目的のお店がありました。
オーガニック&ヘンプスタイルカフェバー 麻心(まごころ)さん。
このお店、確証を得るまで一番悩みました。実は、最初は藤沢駅の周辺でお茶を飲んだのかと思っていました。それで、入手アイテムと共に検索して…見付からない(汗)。一件、それらしいお店があったのですが…店内写真を見ると、異国の楽器は置いていない。アフリカ音楽のライヴ活動など、たまにあるようですが。
埒が開かないので、藤沢より広範囲で再検索。すると、あれ?長谷にあるここは…と思い、ゲームをリプレイ。考えてみると、喧騒が苦手な敦盛さんですから、CDを買ったらお茶するのは別の所…でもおかしくないですよね。更に検索を続け、レビューに「楽器を売っている」旨を発見!
「ヘンプ」が麻の事だとは、知りませんでした。麻の実には、精神作用のあるTHC(テトラヒデロカンナビノール)は含まれておらず、マリファナには、この麻の花穂と葉の部分を乾燥させ使用するとか。今は医療用に開発された麻などもあるそうです。大麻としての括りを脱し、麻の有効性を追及されているようです。
16時くらいに到着した時、まだランチメニューが有効でした。ひよこ豆と夏野菜の麻の実カレーをお願いしました。上の写真はサラダ。カレーの野菜はホイル焼きです。
…そして、店内を見ると…ありましたよ、カリンバ。2800円。20cmくらいの長さの可愛い感じの楽器でした。そそっかしいので、触らず眺めるだけに止めました。他にも数種の楽器や雑貨、麻関係の本などが販売されています。
17時も近くなると、やはり暗くなってきます。来た道を戻り、江ノ電で長谷から鎌倉へ。帰りの電車の時間を確認し、小町通りへ。
目指すはお香屋・鬼頭天薫堂さん。鎌倉駅からですと、小町通りの奥の方に在ります。一度行ってみたかったので。こちらも「お土産」のページに。
…買い物が終ると、17時40分。閉店が18時のお店が殆どの小町通りは、店じまいの準備が始まり、閑散としてきます。これからは、ここで生活する人達の時間が流れます。
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