2. 梶原周辺社寺(梶原御霊神社―大慶寺―東光寺―
駒形神社―等覚寺)
―駅前の喫茶店?


梶原御霊神社
湘南深沢駅近くに戻り、そのまま御霊神社へ。…ん?あれは、もしかして!! と思いながら境内に向かうと、何と八重桜が咲いていました!
月初の坂の下では桜に間に合わずションボリでしたが、こちらで八重が見られるとは!
…ということで、暫くはこの木の下で狂喜して桜を撮っていました(笑)。
境内は緑が綺麗。思えば、この季節にこちらへお邪魔するのは初めてでした。相変わらずの静けさです。

 

この後は、周辺の社寺を回ります。


大慶寺
深沢小学校の正門のそばを右折し、等覚寺さんを過ぎて右へ行くと駐車場がどーんとあって、こちらのお寺があります。
鎌倉五山に次ぐ関東十刹に数えられるお寺は、戦国時代を経て今は方外庵を残すのみ。ですが清々しく花も多く、どこかほっとするような感じでした。周りが駐車場で開けていることもあって、解放感があります。

 

 


東光寺

大慶寺さんを出て右へ行くと、こちらがあります。
本尊は不動明王。躑躅と小手毬が見事。
大慶寺さんからほど近いというのに、境内に入るとこちらは全く雰囲気を異にした感じです。
境内には弘法大師の像があります。像の足下の四方には、四国遍路行八十八箇所の寺院から頂いた砂が埋められているそうです。こちらにお参りすると、お遍路と同じ功徳を授かるという「お砂踏み」の方法も記されていました。

 


駒形神社

東光寺さんから、元来た道を戻ります。そこでまたしても石段上(笑)の駒形神社へ。
この寺分の地(梶原と寺分は隣接町)の鎮守さま。
領主だった大庭景親が、天候不順が止むよう祈願したとされています。
元の祭神は邇々芸尊ですが、今は駒形大神。


等覚寺

去年の旅行記でいずれ行きたいと書いていた等覚寺さん。休場山弥勒院等覚寺。
景時が休憩したために付けられたと言われています。
茅葺きの山門もそうですが、境内は住宅地の只中ということを忘れさせる佇まい。本堂の右には桜が植えてありました。庭園というものではなく、個人宅の庭のような場所。裏手は墓地に続いています。
本尊は不動明王。深沢小学校の前身「梶原学校」は明治期に境内に作られました。

 

 

等覚寺さんを出て、湘南深沢駅からモノレールに。


駅前の喫茶店
「迷宮」でのプールイベントの際、望美ちゃんが景時さんのことを待つ「駅前の喫茶店」…って、何処?
江の島はモノレール、小田急、江ノ電と3社が3駅を有しています。望美ちゃんの行動範囲からするとやはりここは「江ノ電」の駅前かと。モノレールだと確かに鎌倉市内を走っていますが、路線が迷宮の舞台に無い。小田急も舞台になった藤沢駅には乗り入れているけれど、そこは江ノ電も乗り入れているし…ということで。

さて、江ノ電江ノ島駅前の喫茶店となると、ここが浮かびました―のでここで昼食。備屋珈琲店シチュー物語さん。こちらの備屋珈琲店さんは、北鎌倉が本店。300客のカップから好きなものを選べます。ビーフシチューと食後にミルクティをオーダー。珈琲の店で紅茶もどこか気が引けるのですが、珈琲飲めないもので…。カップはロイヤルドルトンのソネット。松葉色とはいかなくても、折角だから「緑」色の柄(笑)。

 

静かで木のどっしりとしたテーブルとイスの店内で、地図を見直し漸く己の阿呆さに気付き、がっかり。しかしランチは綺麗に平らげました。歩いたしね(笑)。店内は分煙無し、お手洗いは個室1室。

江の島までは行かず、江ノ電で鎌倉駅へ向かいます。


その3へ  その4へ  その5へ     その1へ戻る

もう一度…topへ   鎌倉旅行記topへ