4. 長谷(光則寺・長谷寺・御霊神社)―
極楽寺―月影地蔵堂
光則寺
前回もお邪魔しましたが、花のお寺は如何かなとまたの訪問。
まずは、前回拝見していない日朗上人が幽閉された、土牢へ。本堂から右に入って石段を登ります。![]()
…ここでどうしても九郎さんを思い出してしまうのは、私だけでしょうか…。
いや、ゲーム中の牢の絵がアタマを回りもしましたが(笑)。土牢の周囲は斜面崩落の危険を呼びかける看板も。雨の翌日などは足下が泥まみれになるかもしれませんので、ご注意を。さて、本堂の方へ戻り境内を拝観。綺麗でした!特に大手鞠。野趣溢れる藤も見事でしたが、白い花の競演は見事なものです。牡丹はやや盛りを過ぎていたような感じでした。
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長谷寺
さて、次は長谷寺さん。放生池の周りには、鮮やかな藤や牡丹が。ですが先ずは上まで行きます。
石段を登りきって驚きました。…人が少ない(笑)。
盛りの藤棚の下のベンチなんて、誰もいません。そういえば、入山したときが16時半でしたか。やはり、この時間になると既に帰路につく人が多いのかな…と思いつつ、まずはお参り。それからは眺望台から相模湾を眺め、藤も満喫。![]()
その後は放生池の回りで牡丹や他の花も愛でました。色とりどりですね。
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坂の下御霊神社
長谷寺さんから、いつもの道を通って東鳥居から御霊神社へ。
本堂の屋根の上に、藤(右写真)が。何処が根元かは分かりません。…という以前に、咲いているのを見なかったら、ここに藤があるって知らないままでした(笑)。
棚とか作らないとこうなるのですね。都内でも高さ12mの藤を拝見しましたが、別願寺さんの裏山でも、同じような藤が見受けられました。
あ、末摘花の邸では松に藤が掛かってて、それを源氏の君が覚えていましたっけ…。
本来は結構野趣溢れる樹ですね。整えられたものばかり見てたな、と改めて思いました。
極楽寺
やはり参道の通り抜けが出来ないままの成就院さんを見ながら、極楽寺坂切り通しを西へ。極楽寺へお参りします。桜橋のところにも、元気な藤。そして線路横のフェンスには見事な薔薇。![]()
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月影地蔵堂
この後は、稲村ケ崎小学校の方へ歩きます。学校を過ぎて更に歩くと、地蔵堂があります。
こちらの地蔵像、「十六夜日記」を書いた阿仏尼邸(かつては月影ケ谷―極楽寺の西)にありました。それが今はこちらに。もとのご本尊は消失し、現在の地蔵菩薩像は江戸時代のもの。
無人のお堂です。静かな住宅地の中に佇むお堂で深呼吸し、極楽寺駅へ戻り、帰路につきます。
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