4. 旅の終わりに
円覚寺を出て、踏み切りへ。
こちらの白鷺池(びゃくろち)を一枚。
ここも円覚寺の境内になります。
創建当時からあるこの池、明治22年の横須賀線開通時に、半分以上が埋められてしまったそうです。ですが、今でも趣深く何処か浮世離れしたような池とその周囲。
…幻影が見えても、あまり不自然じゃないかも…(笑)。17時1分発、上総一ノ宮行きへ乗車、帰宅の途に着きました。
相変わらず、突然出掛け、休憩殆ど無く歩き続ける旅行でありました。
当初から、花見も主目的であったこと、回るのに時間が掛かることから、江の島は無理と思い、外しました。その為、必然的に江の島方向である藤沢と鎌倉高校、七里ヶ浜もカット。
朝夷奈の熊野神社、こちらも時間的に無理だなーということで、外しました。朝夷奈までは数回行っていますが、熊野神社はそこから更に金沢方面へ歩きます。結構掛かる事、更に訪問日の前日が荒天だった為、道がどうなっているかという心配もありました。
朝夷奈から藤沢と、無印・十六夜よりも広範囲が舞台となっている為、一日では回りきれないと思います。使用しましたのは、毎度お馴染JRの「鎌倉・江の島フリーきっぷ」。東京駅から東海道線に乗車し、戸塚駅で横須賀線へ乗り換え。
手前の北鎌倉で下車せず、鎌倉へ行ったのは、円覚寺さんは広いので、回るのに時間が掛かるから後日にしようと車中で思ったんです(笑)。従って、敦盛さんと出掛けた東慶寺も棚上げ。ですが結果、円覚寺さんは間に合って拝観できました。…東慶寺さんは次回に。
話が円覚寺さんに戻りますが、夕方で人が少なかったという事が幸いでした。観光名所ですから、混雑は必須。現に昨秋は平日にも関わらず、朝から凄い人だったのを車窓から見ています。あの季節は、閉門が4時なので余計かもしれませんが。…閉門1時間前辺りに入る方が、午前中より人が少ないかもしれません、予測ですけれど。
コースに関しては、上記でお分かりの通り、ほぼ行き当たりばったりです(爆)。
一応、今回も鎌倉駅の東側から行きました。西に集中しているのですが、まず少ない方から回ると。唯一バスを使う場所です。それから鎌倉駅へ歩いて戻って、西側を順に回る…んですが、今考えると図書館は源氏山公園の後で良かった(爆)。教会を見たら、そのまま若宮大路から小町通りを通って、佐助トンネルの方を目指すほうが効率的でした。スミレは、佐助稲荷の鳥居の下に咲いていたもの。譲くんの象徴物は、あちこちで見られましたが、どうせなら怪異を探索しに行った所のを(笑)。辛夷は一本見ましたが、ほぼ終わりでした。
源氏山公園からは、化粧坂を通って今小路通りへ戻る事も出来ます。しかし、慣れた道という事で元来た舗装道を戻りました。
南下していくと市役所の有る大通りまでまっすぐ。突き当たると市役所のある通りです。ここを東に進み、今小路通りへ入れば図書館だったのに(苦笑)。
…そんな失敗を挙げれば、キリがないですけれど(爆)。最大級の失敗は、デジカメのカードに空きが無くなったことです(爆)。
御霊神社の桜も殆ど撮れず、円覚寺もかなり少なくなってしまいました(泣)。
写真は、御霊神社の肌守り。おみくじを引いたら、大吉でした…後は落ちるだけか(苦笑)。
御霊神社は、紫陽花もあります。去年、紫陽花の頃行けなかったので、今年は行きたいと思います。駆け足でしたが、煩悩満載、桜は美麗ととっても楽しい一日でした!
有難う、鎌倉。有難う、迷宮!!(笑)
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