4.長谷寺-御霊神社-成就院-極楽寺
長谷寺
紫陽花の時期でなくても、有名な観光スポット。
ですから、そりゃもう大混雑でしょう…。
お正月の七福神巡りの時と同じく、長谷駅からの道が既に混み混み。駅改札を出たら、予め長谷寺さん寄りの歩道へ渡っておきましょう。お寺近くの交差点の横断歩道の辺りは、人で詰まっています(汗)。
拝観料300円を納めて、紫陽花の写真が載った団扇を頂きます。放生池には、菖蒲が。涼しげな池です。そして階段を上がり、まずは観音様へお参り。そして、大黒様へも(阿弥陀堂へのお参りをし損ねた馬鹿者)。
紫陽花の植えてある眺望散策路は、凄い混雑です。そして、かなりの登り。階段はしっかりしているので、足下に不安は無いのですが階段の左右の幅は、狭いです。
その中でも所々で、疲れた方が脇に寄って休憩していました。結構急ですから、無理もありません。列の進み具合は、ゆっくりです。![]()
紫陽花は40種、2500株とか。種類も勿論ですが、色も様々。とにかく、鮮やかです。散策路の最高部は、紫陽花と、由比ヶ浜、三浦半島を眺められる絶景。境内山腹の見晴らしも素晴らしいですが、そこよりも高く、花の美しさも加わった眺めは、また格別です。
この散策路では、混雑は凄いのですが、押されたりぶつかられたりはしませんでした。花のあるせいか、その場の雰囲気が柔らかくなるのでしょうか。何だか譲り合い精神旺盛です。![]()
散策路を後にして、再び境内の拝観路を下り、今度は弁天洞へ。
こちらは、入り口の小さな弁天様の像に紫陽花が。
弁天洞を見学します。洞窟内は暗く、天井も低いところがあって、江の島の岩屋を思い出します。第一洞窟の方ですよ、勿論(笑)。
益々人が増える長谷寺さんを後にして、次は御霊神社へ。
…長谷寺さんも、のんびり見たいと思ったら朝一番でしょうかね。
いや、のんびり見るというのは幻想なのかしら。
御霊神社
ああ、ここに来るだけで顔がニヤける私は、只の妄想馬鹿神子です。そんな参拝者ですみませんと、お参り。
社殿の裏手には「紫陽花の小道」があります。社殿左奥の方に入り口があります。
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この白い紫陽花の横を入ると 入り口です
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斜面沿いに紫陽花。ベンチも。 色鮮やかな紫陽花
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出口です 上の写真を小道の外側・社殿裏から
ひっそりと静かな山あいの佇まいの雰囲気漂う御霊神社さん。すっかり好きになってしまいました。
そして、次はどう考えても混んでいる、成就院さんへ。
途中「力餅屋」さんで「権五郎力餅」を買おうと思っていました。そうしたら…こちらもお休み。
「権五郎」と付くお店は水曜定休なのか…(泣)。とまたしても己の不甲斐なさに突っ込みました(笑)。
こちらのお餅屋さんは、他に第3火曜も休みのようです。むむ、これも次回リベンジ!(笑)。
気を取り直し、星月夜の井へ抜けて…すると井戸の碑も、紫陽花に彩られていました。
成就院
見れば直ぐに分かります。坂道の壁面一杯の紫陽花。そして、人(笑)。その中の一人となるべく、突入(何かが違う表現)。門前から境内まで、ずっと紫陽花です。色もとりどり。門の方へ振り向けば、紫陽花と由比ヶ浜が望めます。立ち止まって写真を撮る人が多く、賑わっています。
この眺めは東側。境内を挟んで極楽寺方向、西は殆ど石垣になっています。![]()
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本堂は非公開ですが、その前で望美ちゃんの象徴物が咲いていました。
今度は西の階段を下りて、極楽寺さんへ。
弁慶さんが望美ちゃんと歩いてみたい、と言っていた切り通し。
広くて、交通量もさほど多くなく、歩き易いです。
…そういえば、私の長年の頼りであるガイドブックには「是非恋人同士で歩いてほしい」という記載がありますが…。
ナニ、やはりロマンティックだからとかそういう事?
妄想猛々しい、神社仏閣好きの神子は一人で漫ろ歩きです(笑)。
写真右手の紫陽花は、成就院さんの西側の門前のもの。
奥が長谷方面になります。
極楽寺
こちらは、境内撮影禁止なので、門前で一枚。
境内の紫陽花はこれから、という感じでした。こちらのお寺は、時間が止まっているかのような気持ちになります。側を江ノ電が走り、周りは住宅。それなのに…。
これが、このお寺の持っている何か、なんでしょうか…。
前回も今回も、閉門時間を気にしての訪問で、ばたばたしてます、反省。今度は余裕をもって堪能したい…。山門の前の、線路脇にも紫陽花が咲いていました。
ここから再び歩いて戻ります。17時前ですが、成就院さんはまだ人が一杯。朝一で来るのが一番かも…。って、何処もかしこも朝一なんて無理ですね(苦笑)。
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