1. 八雲神社―晴明伝説の道中


鎌倉の紅葉情報を彼方此方のサイトさまで見、そして己の予定を合わせながら、決行の日は2006年12月4日。

気になっていた風邪も大分良くなりましたし、問題ない(笑)と判断。
8時10分発東海道線・熱海行きへ乗車し、戸塚駅で横須賀線へ乗り換えるといういつものケースで、北鎌倉駅へ入ります。
幻影の居た(笑)と思しきあの辺りをまず1枚。

ええ、ここまでは全く問題ないのです。


八雲神社―晴明伝説1

春の旅行の時から気になっていた、白い鳥居。それは、北鎌倉駅ホーム・大船寄りの先端から見えたのです。あのお社はどちらのものか…。アタマの中にあったものの、6月も10月もスルーになっておりました。
しかし、今回は行きました。そのお社・八雲神社には安倍晴明にまつわる伝説があったのです。

北鎌倉駅のホームを出て、円覚寺さんの前を左、大船方面へホームに沿って直進します。
途中にはこんなトンネル?もあったりして。
右手に八雲神社と書かれた石柱と、参道石段があります。登りきると、上写真の鳥居があります。

鳥居をくぐると、正面が本殿(下写真左)です。室町時代に牛頭天王を祀ったのが始まりで、明治維新の際に素戔嗚尊をお祭りし、名称も牛頭天王社から八雲神社となったとか。
肝心の晴明さま関連ですが、本殿の左、一段高い場所(下写真右)の稲荷社の前にある「晴明石」。

 

右写真の、奥に有るやや大きな石がそれです(石の向こうは民家の屋根)。
除災の石として信仰されている、という話の他にも、晴明石と知っていて踏めば足が悪くなり、知らずに踏むと足が良くなるとか。
この石が、何故晴明石なのかといった事は分かりません。また、戦後GHQによって撤去される前は、ここではなく鎌倉街道沿い(十王堂橋付近)にあって、更に昭和44年にこの地に来たとも言われています。

伝承の不思議さに感心しながらも、ここからの眺めにも心を奪われました。木の枝が入ってますが(爆)、あちらは東慶寺方面(下写真左)。また大船方面に目をやると、富士山が見えて嬉しかったです。

 

…私は、石を踏まなかったのです。なのに、ここで膝の調子が悪くなりまして、曲げて下ろすと鈍痛。上手く歩けなくなりました。元々、股関節辺りがよく痛くなっており、恐らくリンパの流れが悪いのかと。そのお鉢が膝に回ってきたようで、足が攣ったみたいな感じです。でも、この時はそんなにひどくなるとは思わず、そのまま円覚寺へ向かいました。


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