2. 円覚寺―晴明伝説の石碑―
鶴岡八幡宮
円覚寺
総門前から美しさを醸し出すお寺さん。去年見た時よりも、人は少なそうな感じです。
拝観料300円を納めて入ります。
想像したより、やはり人は少なめでした。しかし、三脚を背負った方の多いこと。綺麗な紅葉のあるところ、必ずと言っていいほど場所取り(苦笑)がされています。この時が大体9時半少し前。まだ境内は日陰が多く、カメラマン諸氏の望む光の入り具合にならないのか、じっと待っている態が伺えます。
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左・紅葉越しの山門 中・居士林 右・仏日庵側からの妙香池
まだ紅くならない枝も多いですが、仏日庵手前辺りはかなり紅葉が進んでいました。
円覚寺さんは広いので、妙香池を過ぎてからはのんびりと登って、奥の黄梅院へ。ここは落ち着いた佇まいで好きな場所です。その道すがら、なんと紫陽花が咲いていてビックリ。枯れたものが残っているという感じでもないので、どうかしちゃったんでしょうか。でも綺麗。
道すがら
円覚寺さんを出て、鎌倉街道を南下します。
途中、明月院通り入口の銀杏(下写真左)。踏み切りを渡って、少し戻って総門前から浄智寺さん(同・右)にご挨拶。…だけでショートカット(汗)。![]()
晴明伝説の石碑―晴明伝説2
その1 踏み切り側
見付け難い、でも横須賀線の踏み切りの側…とだけ知っている、石碑。狭い歩道を歩いていたら…ありました。本当に見落とし易いな、これ。
踏み切りを八幡宮側に渡ったすぐにある、五山というお店の…あれは敷地内になるのでしょうか。
歩道に面しているところにちんまりと。高さは156cmの私の膝上くらいです。
その2 第六天社
鎌倉街道をまた南下します。実は、ここの場所はうろ覚えでした。しかし、建長寺さん手前で見た瞬間ここだ!と思い出しました。確かにあります。石碑(下写真左)が。
ここは今は上町の氏神さまとされますが、元は建長寺の鬼門守りのお社とか。こちらは南方守護。ですが、他の守護社は今は何処にあるか分からないそうです。このお社も石段を封鎖され、登ることは出来ません。
第六天とは仏教では他化自在天と言われ、魔王の如き力を持つとか。また神道では第六天神、すなわち第六番目の神と認識されているとのこと。![]()
過日、たまたま手に取った晴明さま関連の本(情けない事に題名を失念しました)で、晴明さまの史跡が鎌倉にある事を知りました。その後、検索をかけたりしつつ、行こうと企んでいました。
今回は史跡の有る北鎌倉が起点、という事で3箇所全てを踏破出来ました。と申しましても、集中して有りますから行けば回れるという感じですが(笑)。
この2箇所の石碑はいずれも「清明」と刻まれていたりと、謎も多いです。真偽のほどは置いておいて、遙か好きとしてはやはり放ってはおけないのでした(笑)。
そのまま南下を続け、丸山稲荷から八幡宮へ入ります。
鶴岡八幡宮
舞殿が復活(笑)しておりました。
昨春と比べると…アプローチもしっかり塗装済み(笑)。
昨春の舞殿はコチラ
しかも、この日は大安という事もあって殿内には結婚式の用意がされています。
銀杏はまだ青い感じ(下写真左)です。若宮遥拝所の辺り(同・右)は、そこそこ紅くなって綺麗でした。
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足がかなり痛いので、源氏・平家池は寄らずに国宝館脇から八幡宮を出て、バス停へ向かいます。岐れ道から「太刀洗」行きへ乗車。不安に思いつつ、目指すは朝夷奈・熊野神社。
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