5. 長谷寺
鎌倉で、唯一のライトアップのある社寺。しかも、この時期のみです。
こちらも、昨秋の苦い記憶から(笑)。
あの時は、御霊神社の闇さ加減に負け、これを知りつつ帰路に着いてしまったんですね〜(苦笑)。
なので、今年も催行するならリベンジ!と決めておりました。そのため、この時間に長谷に着くようその間あれこれジタバタと。
ですが高低差の多い境内、しかも混んでいる(だろう)場所にこの足で行くのも…と、心配に。この時、既に両膝とも曲がりが悪くなっておりました(汗)。
駅を下りてみると、あれ?歩道に人が殆どいません。ほら、もう長谷寺さん=混雑と言う図式が脳内に出来上がっているので(苦笑)。もしかして、思ったより空いているのかしら…とそのまま行ってみると…。
いつも通れない総門が開いてる!
ここを通って入れるなんて初めてだーと、何だか浮かれた気持ちに(笑)。ライトアップ時は入山無料という事で、チケットや案内書などを出す必要がないからでしょうか。
そして、入って先ず正面の放生池で、その幽玄さを味わいました。![]()
![]()
左・放生池付近 右・参道上
![]()
左・観音堂前付近 右・卍池付近
![]()
![]()
左・阿弥陀堂 安置される阿弥陀如来は頼朝42歳の厄除の為に建立。
誓願寺から元禄初年頃に長谷寺へ移され、俗に厄除阿弥陀と呼ばれる。
…私、この阿弥陀様が2005年大河の頼朝公に似てると思うのですが(真面目)。
右・弁天堂横上まで行っても思ったほどの混雑はありませんでした。参道もスムースに移動できます。でも、土日はどうかなぁ…。
また、放生池付近は撮影スポットになっており、三脚を構えた方が陣取っている事もあります。
境内のいつもと違った雰囲気と、混雑の無さでゆっくりじんわりと観音様を拝めました。これがとても嬉しかったです。これなら、また来年も来たくなりますわな。
境内は日中と違い、移動できる場所が限られています。
観音堂のところから先、宝物館へは行けません。従って経蔵や眺望台もダメ。宝物館正面の階段下のお手洗いも使えません。また、弁天堂正面より奥、弁天窟は入れません。基本的に、係員の方が立っている箇所より奥はダメ、という感じでした。
私は17時50分頃に総門を出ましたが、その時間から入る方もいらっしゃいました。この時、係員数名がそろそろ…といったお話をされていました。18時が完全撤収なのか、入山締切時間なのかは聞きそびれましたが(汗)。ゆっくりご覧になるには、余裕を持ってお出掛けください。
その6へ その1へ戻る その2へ その3へ その4へ