3.報国寺-宝戒寺-大佛次郎茶亭-
妙本寺-本覚寺
報国寺
来たら寄ります(笑)。最も、今回も竹の庭は入らずでした。鐘楼側のシャクナゲが見事。そしてこちらも緑が鮮やかになっていました。昨年の紅葉の頃と近しいアングルで、今回は緑を1枚。![]()
報国寺さんを出て、田楽辻子のみちを歩きます。ここはお家ごとのお花が見事。それを見ながら、のんびり歩くのが楽しいです。
宝戒寺
七福神巡り以来です。あの時は寒かったという印象ばかりでした(汗)。
名残の桜に魅せられて、拝観料100円を納めて入ります。本殿の内陣でご本尊にお参り。北条一族の霊を慰めるべく、その屋敷跡に建立されたという宝戒寺。今は静まり返っています。本殿では、暫し瞑目しお寺のもつ静寂と穏やかな空気を感じつつ、合掌。
大佛次郎茶亭
小町大路を南下して、次の目的地へ。こちらは、土日のみ「大佛茶廊」として営業しています。…なので、常に平日に鎌倉訪問している私には、入ったことがない場所。作家・大佛次郎氏の茶亭で大正9年に出来た、茅葺き屋根の平屋です。![]()
大佛氏というと、やはり(遙か3繋がりもあるし)鞍馬天狗。関係資料を見つつ、LaLa全プレDVDの声優さん対談で、石田さんがリズ先生を演じるにあたって「鞍馬天狗?」とおっしゃっていたのを思い出し…心の中で吹き出しました(笑)。お庭には縁台が設けられ抹茶のサービス(300円)もありましたが、市の都市景観課発行の本を買うほうに…。
こちらでは、スタッフさんに「川喜多邸にも来ましたね」と話しかけられました。そうか、一日中交代であちこち担当してらっしゃるのか…。ボランティアスタッフの皆さんに支えられていることを実感します。これで、当初目的の通常非公開の場所は見終りました。この時点で多分…午後2時くらいでしょうか。昼食を食べていないと思うも、特にお目当てのお店も無いためそのまま南下して妙本寺さんへ向かいます。
妙本寺
本覚寺さんの前、夷堂橋を渡った正面を真直ぐ。鎌倉駅からほど遠くないのに、深山幽谷といった雰囲気のお寺です。
総門から二天門(右写真)までが長い。そして、緑が綺麗。二天門には境内の維持費としての志を募る箱がありまして、お一人様100円お願いしますと。納めまして入山。…ここでした、鎌倉パークホテルさんのサイトにあったお寺さん。立派な祖師堂の脇には八重桜が咲いています。また、シャガが多く咲いていました。本堂からは読経が聞こえます。山里のような静かな佇まいの中、男性的なしっかりとした造りの祖師堂…。比企一族の菩提を弔うための創建で、その墓と二代将軍・頼家の子一幡の袖塚も祖師堂の横にあります。勇ましさと潔さと、一族の終わりという悲劇。今はそういったもの全てが、この静かな緑の境内に調和し、昇華してしまったかのようです。![]()
本覚寺
こちらも七福神巡り以来です。
枝垂れ桜が有名と聞きますが、もう終わっていました。
開放的な境内、本堂の横に八重桜が咲いていました。北側の門から出て、若宮大路へ。
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