1. 旅の始まり
平泉。大昔、行きました。ええ、元号が「昭和」の頃(笑)。その時は幼かったので、遠い、そして金色堂が覆い堂に納まっていたことに、驚いた記憶があります。それは、自分のアタマの中の、遥かな記憶でした。十六夜記が発売され、史実の九郎義経が辿ったのと同じ、平泉への路がルートマップに加わりました。その時、私は昔の記憶を思い出しながら、プレイをしていました。いつか、また行けるかな。そうは思いつつ、懐具合などあれこれ考え、発売から時を経ても行かず仕舞いでした。
そんな折り、やってくれましたよ、JR。紅葉も終に近い頃だからでしょうか。日帰りの運賃、大幅値下げのフリープラン「北東北 手軽に秋の日帰りプラン 平泉」。東京or上野駅から往復10,800円〜!おお!と思いつつ、チラシを見たら「2名様より」。…一人旅なんですけど(泣)。そう思っていましたが、今回も3月のように「時の浮舟」の真宮四季さまがご一緒してくださる運びと相成りました。感謝感激雨霰。
では、行きましょう平泉へ!天候がやや心配ながらも、11月15日に決行です。
道中
指定列車の選択は、上野駅9時38分発、やまびこ47号。東北新幹線に乗るのは、今世紀になってからは初めてだったりします(笑)。如何に遠出していないか…。座席は車両の一番前の二人掛け。遙かの話題も然ることながら、音楽の話題に花が咲いておりました。小山辺りまでは晴天でしたが、段々雲が多くなってきました。途中、車窓から虹が見えました。北上するに連れ、どんどん冷えてきます。そして、雨粒が車窓を濡らします。12時14分、一ノ関駅へ到着。ここからは東北本線、盛岡行きで平泉駅へ向かいます。
平泉へは二駅、着は同32分。![]()
平泉へ到着
外はやはり少し雨が降っています。道路も濡れています。そして、車窓からも思ったのですが、まだ紅葉しています。おお、正に望美ちゃん達が着いた頃の感じ?←ヲイ。
改札は一つで、正面がロータリーになっています。![]()
「御所車が無い」と真宮さま。私も同じことを考えていました。真宮さまの夏の旅行記には、その写真がありましたが、今あるのは…上の写真右、弁慶の力餅。後で分かりましたが、お祭りの時これを持ち上げて歩く距離を競うそうです。
それから、駅横の観光案内所に寄り、各種パンフを頂きました。その後12時45分発の巡回バス「るんるん」に乗車。運転は春〜秋期で、今年は11月25日まででした。一回140円ですが、一日乗車券は300円なので、こちらを車内で購入。ここから中尊寺へ向かいます。
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