1.明王院-景時邸跡-浄明寺-報国寺 


身体も気持ちも重めながら、そんな自分に弾みをつけるべく、景時さんの好きな花の咲く、鎌倉へ。梅の名所と言われる所をアタマに入れ、出発です。
この日は1台目から慌ただしく電車を乗り継ぎ、滑り込みで9時4分発の小田原行きに乗車。戸塚経由で鎌倉駅へ入ります。改札を出たら団体さんの集合に遭遇、その向こうにはバスが!慌てて乗車…車内で漸く一息つけました。
そんなこんなで、今回の最初の一枚は泉水橋から、蕾をつけた桜。


明王院
相変わらずの静かな佇まい。梅や水仙が咲き、境内には上品な薫りがします。お参りを済ませ、先刻までの慌ただしさを振り払うように、深呼吸します。
本当にここは時間が止まっているかのようです。


景時邸跡
境内を辞し、今度は煩悩を召喚し(え)いつもの場所へ。…井戸水が減っています。あ、ショカッサイが咲き始めている…。などと考えておりましたら、ロープの向こう側、右手の民家脇に白梅が!
か、景時邸に梅ですよ、梅!おー!わーっ!!と、心中で馬鹿騒ぎしておりました(笑)。妄想が爆走し、ああ私はあの時どんな表情だったのかしら…(汗)。周りに人がいなくて良かったです。

 


浄明寺
来た道を戻り、浄明寺さんへ。100円を納めて境内へ。猫のモモちゃんはこの日は植え込みの奥にいました。個人的に、浄明寺さんは「晴れ」のお寺なのです。青空が似合う清々しいお寺というイメージ。梅は五分咲きくらいでしたか。お参りをして坂道を上がり、眺望台へ。スケッチをされるグループがいらっしゃいました。ミツマタが黄色い花をつけています。清々しい気を満喫し、境内を辞しました。

 

 


報国寺
道を反対側へ渡って、報国寺さんへ。良かった、今日はカメコおじさん達はいない!それだけでも心安らかになります(苦笑)。
本堂への石段の傍に白梅が咲いていました。他には水仙も。竹の庭も拝観。陽の光の射し具合も良く、清々しさとどこか俗気が抜けた涼やかな印象でした。


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