2.杉本寺-荏柄天神社-宝戒寺-昼食


杉本寺
こちらに伺うのは「遙か」にハマってからは初めてですが、大昔に来たことがあります。金沢街道沿いにあっていつでもお参りできたのです。しかし八幡宮寄りの社寺は、街道の復路に訪問する行程になりがち。ですので田楽辻子のみちを通るようになってからは、ルートから外れてしまいます。今回は荏柄さんに寄るので、みちを途中で抜けて金沢街道に戻り…ということで物凄く久し振りに参詣。

参道の石段手前に拝観受付があり、200円を納めて進みます。正面の苔むした石段は通れませんので、脇道へ。茅葺き屋根の本堂を見たとき、不覚にもそして何故か涙が。余りにも久し振りだったせいかな…。本堂の内部も拝観が出来、靴を脱いで上がります。中央奥の十一面観音では、献灯の光がただ暖かく、先日から綻んでいる己はただ一心に合掌。お堂の奥ということもありましょうが、このお寺さんは、こんなに温かかったかしら…という、何とも心に暖かいところでした。

 

本堂を後にし、下ります。途中、往路でお参りしなかった弁天様に参詣。

 


荏柄天神社
梅の名所は、賑わってました。参道の梅も見事(上段写真左)小学生ご一団、カメラを抱えた人等。本殿へお参りし、扉の梅紋と梅の樹を撮ります。紅い色が鮮やかで、梅の模様もぱっきりとして、ここはすっきりした気持ちになります。その後、境内の熊野神社(下段写真右)へもお参り。

   

 

以前の旅行記では、社殿を撮らず紫陽花ばかりだった不埒者(汗)ですが、今回は撮らせて頂きました。


宝戒寺
そのまま金沢街道を進み、こちらへ。この日の鎌倉訪問の目的地の一つです。100円を納めて境内へ。すでに人が大勢。こちらは枝垂れ梅が有名ですが、1月に光則寺で教えて頂いた「思いのまま」を見たかったのです。
して、それは拝観受付の斜め前にありました(写真上段右)。一本の梅の樹に、白と赤の両方の花が咲くのです。それも、毎年違う枝に。樹の気の向くまま、思いのままに。その為、そういう名なのだそうです。教わるまで全く知りませんでした。ですが、まずは内陣を拝観し心を鎮めます。その後、枝垂れと思いのまま、他にも境内を撮らせて頂きました。

 

 


ミルクホール
鶴岡八幡宮を一礼して通り抜け、小町通りへ。この近辺の「ハヤシライス」を未だに追い続ける私。今回は通りから少し外れた所にあるこちらへ。骨董品店と喫茶を併設してある、良い雰囲気のお店。店内はジャズのレコード(!)が掛かり、レトロで大人のムード。ここで「25歳以上」の八葉3名で、夜にお酒を飲んでいたら…堪らん!と思う馬鹿神子でありました(笑)。

ランチでハヤシライスセット(1,200円)を注文した後、店内を見て回りました。アンティークの茶器、アクセサリー、着物など見るだけでも楽しいです。ハヤシライスは美味。ドミグラスソースな感じ満載です。さらっと完食。食後にホットミルクティーとデザート。なんと茶器の模様が金魚。ここで思い出すものは、言う迄もありませんね(笑)。

 

ネットでの紹介ページを読んで、混雑を覚悟していましたが、この時は空いていました。がちゃがちゃとした雰囲気ではない、ゆったり感を満喫です。お手洗いは個室一室。
…望美ちゃん達が「寄ろう」と言っていた夕方は「ティータイム」の為、ハヤシライスはありません。


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