2.明王院-景時邸跡-報国寺-
宝戒寺-琴弾橋-本覚寺
 


明王院
いつものように「泉水橋」で降り、こちらへ。
山門そばの桜はほぼ満開でしたが、他は6〜7部咲きといった感じです。お参りをして拝観します。
境内は静寂に満ち、ミツマタも咲いていました。スノーフレークも未だ綺麗。


景時邸跡
先月は相当浮かれた景時邸跡、まず谷戸入り口には躑躅と思しき花(下写真右)が。
そして井戸の周りはショカッサイが花盛りです。そして、何か音がします。よく聞いてみると、周りの岩壁から水の滴り落ちる音が。これまで気付かなかっただけなのか、初めて聞きました。雨模様の日だったからでしょうか。民家が隣接するにしても、ここは静かで崖面の方だけ見ると朝夷奈のような雰囲気です。


報国寺
来た道を戻り、こちらへ。まずは「華の橋」の脇に咲く桜(右写真)を堪能。昨年ここでお会いした方はお元気かと思いつつ、この桜も見事に咲いていて安堵しました。
その後境内へ。桜は8分咲きといった感じでしょうか。人も結構いますが、さほどざわついた感じはしません。桜の見事さに、感嘆の声も聞かれました。本堂にお参りし、桜を撮って竹の庭へ。
前回と違い、曇天の竹林はどこか物憂げな雰囲気です。客殿の庭園近くの桜も綺麗でした。

 

下右写真は弁慶さんの誕生花の一つ、山茱萸(=春黄金花)。客殿の庭園にて。

 

拝観し終わり、戻ろうとすると団体様お着き(汗)。服装から察するに、ハイキングコースを回られるようです。…こちらがお手洗い休憩の場となっている模様。昨年改修して、綺麗そう(まだ利用したことがない)ですし。初めての光景でした。


浄明寺参道
境内を出て、反対側へ渡り浄明寺さんの参道を拝見。
見事な咲きっぷりです。途中の左右に折れる道にも、立派な桜がありました。
この日は境内の拝観はしませんでした。やはり私には浄明寺さんは「晴れ」のお寺さんなのです。
曇天の風情も良かろうと思いつつも、再び反対へ横断します。


宝戒寺
それから田楽辻子のみちへ入り、そのまま進んで宝戒寺さんへ。見事な桜です。先月と違ってカメラも少ない。本堂内陣へお参りし、静寂に心を落ち着け境内を拝観。本堂に向かって右手で桜を堪能します。

その後、左手の鐘楼付近に白い花が…辛夷です。おお!曇天に白い花で見難くなっていますが、鎌倉で辛夷に出会えました。…やはり何度か来ていても、花をつけないと何の木か分からないです(汗)。

 


琴弾橋
宝戒寺さんを出て、小町大路を南下。ふと左手を見ると、赤い綺麗な橋が架かっています。
鎌倉十橋ではありませんが「かまくら景観百選」の一つ。
この辺りにあった松が、風に吹かれると琴のような美しい音を奏でたことから付いたといわれています。


本覚寺
枝垂れ桜が美麗なこちら。本堂右手の樹は結構咲いていました。境内はノンビリとした雰囲気。

 


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