2.長寿寺-海蔵寺
長寿寺
通常「観光目的の拝観は出来ません」の札が掛けられているこちら。
いつもは通りすがりに山門から覗かせて頂いておりました。ですが「6月末までの金・土・日曜の晴天の日のみ」の限定公開をされています。もう、行くしかないでしょう!梅雨に入ると天気は益々定かではなく、己の予定も不明瞭。行けるときに行きませんと。300円を納め、撮影可であることを確認して、境内へ。そこで「まずは本堂へお入りになって、ご本尊に参拝なさってください」とのお達し。前庭を見るのも、撮るのも、まずは参拝をしてから。ここはお寺ですと改めて思います。…しかし、これは何処のお寺さんでも思ってることというか、当たり前なことだよね…と、ここ暫く色々考えていた私は思いました。靴を脱いで左手の本堂へ。ご本尊と開祖、そして足利尊氏公の像が安置されています。縁あって参詣できたことの感謝をしつつ、合掌。その後ご朱印をお願いして、お寺の中を拝観。畳に座って前庭を眺めます。緑が綺麗です。
![]()
![]()
![]()
その後は奥の方丈へ。後方庭園が広がります。建物の中は窓が開け放たれ、風が通ります。とても清々しく、気持ちが良いです。…だから「晴天」の公開なのかな…と思いました。その後朱印帳を引き取り、お庭へ。
![]()
前庭のお堂をお参りし、尊氏公のお墓(下写真中央)へもお参り。少し石段を昇ったところにありました。そのまま下っていくと竹林。その下にはもう花は終わっていましたが、シャガがありました。これが満開のときはさぞかし壮麗だったことでしょう。白と緑って、上品で綺麗な組み合わせだと思うのです。
![]()
![]()
![]()
![]()
紫蘭や五月の咲く後方庭園。先ほど眺めていたお庭へ出ます。小さな流れがあったようなところもありましたが、今は水はありません。順路を通っていくと、いつも見ていた門が。亀ヶ谷切り通しに面しています。こちらが出口。ここで長寿寺さんの拝観はお終い。有難うございました。
海蔵寺
そのまま切り通しを下りて、海蔵寺さんへ。海棠の時以来です。道なりの新緑は色が濃くなり、また綺麗。海蔵寺さんの山門わきの春紅葉は、濃い赤を纏っています。ダメだ、綺麗というしかない。
海棠の頃と違って、この日は至って静か。本堂裏手のお庭も脇から拝見し、鐘楼付近も拝観…していたら、団体様のお着きとなりました。そこで境内を辞し、鎌倉駅方面へ歩きます。![]()
![]()
昼食
八幡宮では正面参道から本殿に向かってご挨拶、その後は旗揚弁財天にお参り。源氏池には、蓮の葉が見え始めています。
そのまま大学前バス停へと出ます。…頃は正午を少し過ぎたところ。腹ごしらえだね!と、そのまま「鎌倉とろろ茶屋」さんへ。店内は二組のお客さんだけで空いていました。でも、一人だとやはりカウンター席へ促されました。156cmの身には、ちょいと座りづらいのです。そして麦とろ定食を注文。美味しい〜。するすると入ってしまいます。飯粒一つ残さず完食しました。ご馳走さまです!![]()
その3へ その4へ その5へ その6へ その1へ戻る
薔薇と山アジサイtopへ 鎌倉旅行記topへ戻る