6.旅の終わりに


豊島屋さんでも買い物をし、ロッカーから荷物を出し、まとめます。
そして横須賀線のホームへ行くと…あれ?また遅延?と思っていましたら、人身事故で運転を中止というアナウンスが。
横須賀線が入ってきましたが、ここで停車・待機になるとのこと。運転再開の見通しは立っていないとも。そうしている内にもホームにはどんどん人が…。
それを聞いて、すぐに江の電のホームへ。フリーきっぷですから、払い戻しも関係なく乗れます。ラッシュ時になっていましたが、幸い座れました。…今までの疲れが出たのか、車中では爆睡(笑)。
藤沢駅へ着いたのが18時22分。
どんなにアタフタしていようとも、ついついまたあそこを撮り(笑)、慌ただしく東海道線のホームへ。
こちらも数分の遅れがあったようですが、動いています。普段を知らないので混雑度合は分かりませんが、これからは振り替え輸送などでもっと混むだろうな…と思いました。まず、来た電車に乗ろうと並びました。
程なく到着した同28分発に乗り、こちらでも次の大船で座れました。しかし今度は何故か眠らないまま―新橋駅へ無事着きました。
買った物
石渡商店さんでは大豆とひじき。豊島屋さんではチョコレートのお菓子(写真中央)を。本店と駅前店では洋菓子を販売していますが、懐かしい優しい味。最近はもっぱら洋菓子をお土産にしています。

四葩さんでは、季節ですから梅柄のケースに入ったものを。丁度スタンプが一杯になったので景品として頂ける物は、紫陽花柄の表紙の短冊形のものを。うう、己の煩悩に忠実な柄具合(笑)。

  


初めての、景時さん誕生日の鎌倉旅。
煩悩は満載で、表情に気を遣った旅となりました(笑)。全くもって、この馬鹿さ加減はどこまで行ってしまうのだろうと、自分でも呆れます。

この旅は煩悩の果て―書いて参りましたように6日―が大変でした。
寒いし、靴は重いし(苦笑)。防水スプレー忘れるとか、肝心なことが思いっきり抜け落ちていました。
天気予報では、まず5日は最高気温は20度近くまで上がるが、6日はぐっと下がって12度、雨が降ると言っていたというのに。
陽気対策は、まずその極端な気温差の対応から。暑いのは厄介なので、薄手の物で脱ぎ着出来るよう重ね着。防寒としてはコートは勿論着て、それにスカーフと携帯用カイロを。厚手のものは嵩張って邪魔になるので、薄くて頼りになるカイロを少し多めに持ちました。6日は背中とお腹に貼りました(笑)が、それで助かりました。

荷物には手提げ袋を余分に入れ、歩き回るのに余分な物をロッカーや宿に預ける際、小分け袋として使用しました。

コースとしては、自分的に外せない場所を回りました。最も、いつもと変わらないと言えばその通り(苦笑)。ただ、迷ったのが北鎌倉・円覚寺。「迷宮」では白虎+望美というイベントでここも要所であります。ですが「藤沢でランチ」がアタマの片隅にあり、かつ金沢街道沿いを回りたいとなると、諦めざるを得ませんでした。藤沢でのホテルは、初訪問時から申し上げている通り、モデルだったのかは分かりません。あくまでも私の推測のままです。それでも行ってしまうという…。その度に、公式ガイドブックは何故発売されないのだろう、と思ってしまいます。

また、梶原の地についても下調べ不足でした。閑静な住宅地で、奥へ進んでひたすら歩くと、源氏山の方へ出られる、ということだけがアタマに入っていました。平日の日中だったせいか、静かでした。丁度晴れていて風もなく、本当に長閑で。梶原口に交番、大きいスーパーと銀行のATM、クリーニング店と豊島屋さん、喫茶店等がありました。そして住宅が続き、前述した通りバス停のそばにコンビニと郵便局。こちらも探訪の際は静かに、そしてバスの時間を確かめてからと肝に銘じておきます。

しかし、確かに大倉御所からは離れていて、ゲームではあそこを景時邸にすると歩くのが大変かも。…と考えたのですが、遙か1の神子ご一行の移動距離はもっとありましたね(笑)。
ゲームの舞台にはなっていませんが、こちらの世界の梶原氏の本拠に訪問出来たことが嬉しいです。寒川や他にも、梶原氏の縁の地はありますが、まずはこちら、ということで。あちこち行きたいとは思っていますが、そうすると「遙か旅行記」から外れますのでそれはまた実行したら別個に。

本文中にも書きましたが、梅と桜の間の頃の平日ということで、実はそんなに混んではいないだろうと思っていましたが、そんなことはありませんでした。6日は土曜日なので、ある程度は…と考えていたのですが。でもお花も思ったより多種咲いていて、目を楽しませてくれました。馬酔木や山茱萸は見つけるとなんとなく嬉しくなります。

付ける薬の無い、燃えたぎる馬鹿神子の今年初めての鎌倉訪問。当日たる5日はあれこれアタマにはあってのノープラン、6日は全くノープランという「勢いあっての訪問」なのは相変わらずです。今年はあと何回行かれるか分かりませんが、毎回楽しみを与えてくれる場所に感謝して、お邪魔したいと思います。


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