1.成就院-御霊神社-
長谷寺-光則寺
今年は、早く着こう。確かに去年も明月院さんの開門前には着きました。しかし、今年は更に早く。目指すは成就院さんの開門前。ということで勇んで出掛けた、梅雨の晴れ間。2年続けて「6月14日」でしたが、今年は少し遅めの16日。6時49分発の小田原行きに乗り、戸塚経由でいざ…と思い気や、やはりダイヤ改正後の横須賀線との待ち合わせが、長くなったような…。結局は戸塚を7時29分発の横須賀線で、いざ、鎌倉。
成就院
ホームにいた上の写真のような、季節のプレートを装備した江ノ電に乗り換え、トップバッターの成就院さんへ。開門は午前8時。ほぼ定刻に着きましたが…既に10人ほどいらっしゃいました。皆様、早っ!
例年から考慮して、人の少ない早い時間にと、こちらから伺いました。とにかくその後は混雑の一途なので…。人の合間を縫いつつ、2年ぶりの紫陽花を観賞。本堂へのご挨拶の前に…申し訳ありませんと、心の中で唱えます。紫陽花は元気でした。色も美しく、葉の緑色と織りなす色彩の妙。この具合がたまりません。ふと思うと、参道の主に東側に紫陽花が多いので―カメラを向けるとモロに日光が入ります。…撮り難い(汗)。![]()
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そこを何とかして、撮れる分を撮り、眺めを満喫し、本堂へ。今年も美しい花を見せて頂けた感謝も込めて、合掌。
本堂の前には、紫陽花が活けてありました。…そういえば、以前こちらで頂戴した絵葉書に、某かの華道家のお花がありました。そういった関係なのかな?濡れ縁に置いてあるだけなのに、風情があります。
そして、毎年の楽しみになっているのが、こちらの夏椿。まだそんなに花は付いていませんでしたが、水鉢に浮かぶ花は綺麗です。![]()
御霊神社
切り通しから星の井通りを戻り、御霊神社へ。こちらは殆ど人がいらっしゃらず。境内を掃き清める方と会釈をして、お参り。…今年何度目かという、煩悩塗れの者ではありますが神妙に。本殿裏手の紫陽花の小道は、やはり季節になるとベンチが置かれるようです。先月をはじめ他の月は無かったので、恐らく。![]()
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この小道は、隙間無く咲いているというわけではありません。他が「整備された紫陽花苑」とするならば、あるがままの良さを活かした感の有る、どちらかと言えば素朴な作りです。でもこの柔らかな雰囲気が、こちらの良いところであり、好きなのです。
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長谷寺
そして、次は対極なる長谷寺さん。また「何分待ち」のボードとコーンが出ているのね…と思いつつ、歩きます。300円を納め、このシーズン特有の「青インク刷りで整理番号入り」の入山券を手にします。紫陽花の写真入りの団扇も頂きました。放生池の鯉に煩悩しつつ、菖蒲の色合いの見事さに見蕩れつつ、参道を上がります。…良かった、流石に眺望散策路も人が少ない…。ほっとしつつ、お参り。それでも、観光スポットとして名高いこちらは、そこそこ人出がありました。では、混まない内にと眺望散策路へ。やー、種類の豊富さもありますが、私はやはり色合いに感激します。どうしてこんなに綺麗なんでしょう。これまでとは違って、ゆっくりと歩けました。…日が射すと眩しいですが(笑)。![]()
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その後は、再度放生池を見、弁天窟を拝観して長谷寺さんを辞しました。
夏椿は、放生池に向かって左端にあります。![]()
光則寺
そのままこちらへ。山紫陽花のシーズンは終わり、剪定に入った旨は情報サイトさまで確認済みでした。100円を納めて入ります。おや…まだ結構咲いていました。思ったより多く見られて、嬉しかったです。こちらはいつ訪れても素敵なところ。境内も静かです。
本堂の奥の方に、白い大きな紫陽花がありますが、そちらも…咲いていました。土牢の方の紫陽花もまだ咲いています。![]()
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