2.鎌倉宮-瑞泉寺
朝食
江ノ電で鎌倉駅に戻ります。寝起きに一口だけ食べてきた身では、動けなくなりそう…。西口のたらば書房さんの上の階にある喫茶店「ダックス」さんで、パンとゆで卵のモーニングセットを頂きました。
長谷の方で食そうか迷いましたが、江ノ電が来るタイミングと合うと、乗ってしまうという…(笑)。窓の外を眺めながら、これからのコースを考えます。
鎌倉宮
食事が終わり、東口からバスに乗ります。行き先はこちら。……何年ぶりかしら……。
ここ暫くも、バス停では下車しましたが、鎌倉宮にお参りするのはもの凄く久し振りです。今年は、こちらで山紫陽花の展示があるということもあり、寄らせて頂きました。
拝殿でお参りし、右手にあった山紫陽花の鉢を観賞。その後300円を納めて土牢、宝物殿、楠の森を拝観。この順路にも山紫陽花が植えてありました。護良親王は土牢に9ヶ月も幽閉されていたそうで…。大河「太平記」で、その最期のシーンを見た記憶が甦ります。鎌倉宮は1869(明治2)年に創建されました。悲劇の宮様をお祀りしていますが、どこかきっぱりとして清々しいです。楠の森は清浄な気がします。墓所ではないからかもしれません。こちらでは毎年「薪能」が行われています。![]()
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瑞泉寺
鎌倉宮から、少し歩いて瑞泉寺さんへ。去年も訪問しましたが、今年は如何でしょう…。
拝観受付奥の紫陽花は、この時暑かったせいか、やや疲れている感じが見られました。ですが全体的には、相変わらず素晴らしい緑。日光と緑の具合がとにかく清々しく、綺麗です。本堂にお参りすると…猫。こちらで猫に出会うのは初めてです。今回の表紙にご登場願いました。紫陽花の他にも、露草、未央柳などが綺麗です。
今年も人は多くなく、静かでした。参道から本堂前に出ると、空が一気に広がり、梅雨の晴れ間が先程までとは違う、緑と光の美しさを見せてくれます。![]()
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瑞泉寺さんは、草木の手入れはされていても、基本的にはあるがまま、という印象です。そのため、整えられた境内にいるという気持ちと、山の中にいるという気持ちの両方になります。これが私にとって、瑞泉寺さんの魅力の一つです。
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