5.晴明神社―一条戻橋―神泉苑


さて、次の目的地にはバスで移動です。
と申しましてもバス停は下鴨神社から少し歩きます。賀茂川に掛かる葵橋を渡っていきます。川べりには甲羅干しをする亀がいます。まったり、のんびり。
河原町今出川のバス停。着くとほどなくバスも到着。昨日買ったフリーパスがお役立ち。
堀川今出川で下車。道路が空いていて、5分ほどで着きました。
そこから堀川通りを南下、そして…次の行き先は…。
晴明神社〜一条戻橋
遙か好きには、お馴染みの場所です。平日の日中でしたが、お参りの人は多かったです。手を清め、お参り。明るくさっぱりとした印象のお社です。沢山の著名人の書かれた絵馬はいつも見てしまう(笑)。
こちらも10年前に初めて来ました。その時は占いをして頂いたのです。今でもその時の診断書?といったものは大事にとってあります。次に来るときはまた持ってきて、と言われた覚えがあります。ところが、何を占って頂いて、どういう結果だったのかは全く覚えていない(汗)。…ということは、どうしようもないほど深刻な悩みなどではなかった、ということですね(笑)。
この日も占いを待っている方の下足が並んでいました。

   

お参りを終え、堀川通を少し南下し反対側に渡ります。そこにあるのは一条戻橋。
すぐ側のバス停「一条戻橋」から移動するのですが、バスが来るまで時間がありましたので、橋の下に下りてみます。
「エリアガイド京都めぐり」には、橋が架け替えられたのは昭和27年とあったのですが、整備された水流の案内板には、平成7年と…。あれ?(汗)
先代の橋の一部が晴明神社の境内にあります(上写真左)が、戻橋が二つ!と考えると時空が歪んだりしないんだろうか…。すみません、ちょっとアタマに帝都物語が入ってしまいました(汗)。荒俣先生の絵馬も有ったし(笑)。

さてその水流ですが、橋の下流は広めの舗装された遊歩道、上流は樹々に囲まれています。橋を境に大分景色が違います。
有難いことに、バス停の下側には飛び石と階段が作られてすぐ上がれるようになっています(下写真右)。

  


次の目的地は神泉苑。遙かの聖地中の聖地では、と思ってしまいます。1〜3と全てにおいて登場ですからね。

バスで二条城前まで行きますが、今回の旅行中で一番の混雑でした。ぎゅうぎゅう詰め。さすが京都観光のメッカ…。
降車して、押小路通に歩き出します。…暑い。昨日の天気が嘘のようです。日光がコンクリートに照りつけ、日傘を差していてもじりじり。歩道に人通りが殆どありませんでした。勿論車道には車がいっぱい。そして向こう側の二条城は拝観者がいっぱい。…通りを隔てただけなのに、なんだかここだけ別世界みたいな気がしました。
そして10年前に来たとき、橋が修復工事中で渡れずショックだったなぁ…とか思い出してみる(笑)。

神泉苑
北門から入ります。午後1時を少し回った頃でしたので、苑内の京料理のお店でお食事されている方達の楽しそうな声が聞こえます。
他には、鯉に餌をやっているおじさまがお一人。お参りして深呼吸します。法成就池を眺めながら、二条城が造られる前はどのくらい広かったのかな…などと考えます。しかし12万平方メートルとは想像つきませんな(汗)。…今の敷地では確かに雨乞いの舞も龍神の召還も難しそう。ですが緑と水というのは、やはりほっとします。失礼かもしれませんが、かつて禁苑だったという格式や歴史もありながら、何か素朴な温かさみたいなものも感じます。緑、土、池とまったり要素で静かだからかな…。

  

  
本殿       善女竜王社(リュウの字は公式HP通りに)   恵方社

  
↑法成橋 去年初めて渡れて感動しました(笑)   

また北門から出て、来た道を戻ります。今度は地下鉄東西線で東山駅へ移動します。


地上に出ると、どうも地図を見ても方向が滅茶苦茶に…(汗)。こういう時は、地図よりも道路標識を頼る私。円山公園に向かって歩きます。

道中は青蓮院、知恩院といった大きな寺院が並びます。拝観する余裕はなかったのですが、通り過ぎる際に一礼してぱちり。

  

次の目的地は円山公園の中にあります。


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