7.旅の終りに
19時05分発、東京行きこだま号が入ってきました。ホームから見る空は、なんとなく雲行きが怪しい。天気予報では雷雨の表示も有りました。![]()
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最初はガラガラだった車内も、途中で団体さんが乗車されると一気に賑やかに(笑)。駅弁を頂き、岐阜羽島付近ではやはりここだけの局地的な降雨を目撃し、のんびり話をしながら過ごします。
R嬢とは新横浜駅でお別れです。車内も大分空いてきました。
去年はのぞみ号を利用した旅で、こだまに乗ったのは…何年ぶりでしょうか。当然なのですが一駅ごとに乗降があって、利用される方の大切な足なんだな、と思いました。しかも静岡県は駅の数が多いのに、結構飛ばしちゃうのですよね。のぞみもひかりも…。
22時47分、無事東京駅に着きました。最寄り駅まで移動し、23時半すぎに帰宅。
色々と綺麗なものを見たあとは改めて思う、自室は倉庫だなー。…と呆れつつ、無事旅行が終わったことにほっとしました。
自宅用のお土産は定番のもの。しかし、4色のって知らなかった…ので購入しました。開封しようと、包装紙の裏面を読んでびっくり…。四神を象徴してたんだ←遙か者ならその色で気付け。
四つの味(黒胡麻、宇治(抹茶)、苺、にっき)が楽しめましたし、美味しかったしで満足です。特に黒胡麻が美味でした!私的には下鴨神社で求めた泡を象った健康のお守りと、書籍。寝る前に眺めて幸せになります(笑)。
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今回の旅は、非常に突発的でした。
また、昨年の京都旅行(まだ上げていませんが)で余りにも反省すべき点が多く、同じ轍を踏まないよう、行程は余裕を持ちました。昨年は訪問先の距離感が掴めておらず、更にその数を多くしていたり、挙げ句バスが渋滞に巻き込まれるということに。一人ならまだしも、あの時は同行者に申し訳なかったです。
遠出をするとついつい欲張ってあっちもこっちもと思うのですが、何事も程々にせねばとあの時痛感しました。
昨年より以前に4回京都に行った経験があるのに、呆れるほどすっぽ抜けていたのがショックでもありました。…やはり私の場合、旅に慣れはないと思わねば。何事も油断大敵。
そういったことから、訪問箇所は少ないです。
また、一日目の天気が全く読めなかったこともあります。予約が遅かった(出発の三日前)ため、午前中に現地に入る新幹線は取れませんでしたが、仮に取れたとしても雨であまり身動きが取れなかったのでは、と思うと午後到着で良かったと思います。そんな状況でしたので、回り方も臨機応変に。それでも行きたかった所は行けまして満足です。
当初は早朝着後、三十三間堂、智積院、案朱、墨染、深泥ケ池…など考えておりました。特に深泥ケ池はタクシーだったらホテルからそんなに掛からなかったと思うのですが、寄らずに終わりました。そして、洛西に全然行けていない白虎スキー(苦笑)。
…しかし神子さま達は、よくあんなに広い地域を行き来してたな、しかも歩いて…。京都に行くと、これを実感します(笑)。
京都は遙か1〜3に縁の場所が多いですので、行った先々で誰のイベントや好きな場所、技ゲット…とか考えていましたが、流石にそれを全部書くと文章がくどい(苦笑)。しかしいっそ公式で1〜3京都ガイドを出してくださるといいのに。せっかく10執念もとい周年なのですから、と思うフィールドワーク本好きな私であります。お役立ちのものは、京都観光二日乗車券(2000円)。
バスや地下鉄の乗り継ぎがスムースに出来ますし、小銭の心配もなく快適に乗降出来ました。他にも各種交通チケットがありましたが、今回はこの1枚が大活躍。ちなみに一日券だと1200円。
これ以外ですとJRはSuicaをもって行ったのでそのまま使い、現金は私鉄(阪急)の150円とタクシー代のみでした。券売機で買う手間が殆ど無い、というのはやはり楽でした。のんびりと煩悩にまみれた旅を満喫しました。今度は是非洛南や洛西の方を、余裕をもって!など既にアタマを巡らせております。計画だけなら無料ですから(笑)。
タクシーの運転手さんが「昔ほど冬は寒くなくなった」「6月の半ばでは遠足が多いがその後夏休みまでは比較的空いている」と教えてくれました。梅雨の時期は大変かもしれませんが、行ったことのない博物館巡りとか、屋内を中心としたコースにすればいいのかな?とも考えます。
…トシと共に体力と持久力も失われておりますが、妄想は逞しく燃えは衰えず(笑)。取り敢えず、睡眠と食事は確保して体調管理をしっかりして参戦(え?)したいと思います。
京都はとても魅力的な場所です。「遙か」好きであることは勿論ですが、元々神社仏閣巡りと日本庭園、洋館が大好きなので、訪問するとなると心躍ります。日常と歴史が渾然一体となって、日々を送る。そこに生活されている方々には、それが普通だと思うのですが、他所者からしますとやはり不思議な感じがし、街のもつその魅力に圧倒されてしまうのです。
そういった意味では、魔性の街かもしれません。だからこそ「そうだ、京都行こう」な気持ちになってしまうのでしょうか。自分の語彙ではなんとも表現し難いのですが、是非また出掛けたいと思う場所です。
突発の旅にお付き合い頂いたR嬢に感謝します。
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