5.円覚寺-東慶寺-浄智寺
円覚寺
江の電で鎌倉駅へ戻り、横須賀線に乗り換えて北鎌倉駅へ。こちらも恒例の円覚寺さんへ。
この踏み切りを見るとシャッターを切るのは、最早条件反射かもしれません(笑)。300円を納めて境内へ入りますと…山門前の桜が迎えてくれました。盛りはこれからのようです。お参りしてから、龍隠庵さんへ向かいます。途中、紅葉の花(下写真左)が咲いていました。石段を上って庵へ。お参りをしてから「ご自由に」と書かれた焙じ茶を頂きます。風はなかなか止まず、肌寒かったので温かいお茶は有難かったです。こちらまで上がって来る方はあまりいらっしゃいません。いつも静か。円覚寺さんの境内を眺めつつ、深呼吸。
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参道へ戻り、奥にある黄梅院さんへ向かいます。途中、右手奥の方に辛夷の樹があるのですが…咲いていました!近づけないので煩悩をズーム(笑)。黄梅院さんの境内、その周辺には椿や山吹が綺麗です。お参りをして円覚寺さんを辞しました。
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東慶寺
こちらでは本堂の前に枝垂があったな…と思いつつ100円を納めて入ります。おお、綺麗です!椿が多いこちらでは、花御堂も椿で飾られていました。…と書いたのに、椿を撮っていなかった(汗)。
墓地の方の緑が大分濃くなり、静けさと共に清々しい感じがしました。![]()
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境内を辞して右へ曲がりますと、紫色のショカッサイが映える、黒塗りの壁の松ヶ岡茶寮さんがあります…が、なんと閉店されていました。
いつか入ってみたいなぁ…などとノンビリ構えていては駄目ですね(汗)。過去にも何度かそういう思いをしているというのに。
鎌倉に来ると目的地を回るのがメインで、お土産とかお食事はその次になってしまいます(昼食に関しては、何か優先事項になりつつありますが…)。
そのテの情報はほぼ皆無ですね、ほんとに。しかしお店等の情報は今ネットが一番早いと思うので、あくまでもこれは遙か紀行ということで…この調子で参ります。
浄智寺
こちらへは久し振りな感じがします。
山門前にある鎌倉十井のひとつ「甘露の井」から成るお池が私の楽しみです。
緩やかな坂道を上り200円を納めて境内へ。浄智寺さんといえば、やはりこの三門でしょう。
…そういえば、桜の頃にこちらを拝観するのは初めてです。
こちらは何となく―非常に個人的感覚なのですが―変わったお寺さんです。三門は唐風で庫裡は懐かしい昭和の木造、拝観路では墓地を通り、その先に祀られる七福神の布袋さんはお腹が撫でられる…。様々な要素が凝縮されていると申しますか。![]()
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墓地では一部やぐらのような場所もあり、居合わせた拝観者さんがちょっと怖い…と足早に行かれたこともありました。お寺の後方は葛原ヶ岡ハイキングコースになります。怖いと思った事はないのですが、何か他所のどのお寺さんとも違う雰囲気だと思っております。
来た道を戻り、再び来た鎌倉駅へ。ここからまた鎌倉へ戻り、江の電で長谷へ向かう定番コース(笑)。
何故、日中長谷に居たのにわざわざと思われるかもしれませんが、拝観時間を考えると閉門時間が早い所は16時なり17時なり、その時間に合わせねばなりません。そうするとこの時期はそれよりも遅い、日没と定められた所はやはり後になります。
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