7.旅の終わりに
日中は暑さを感じながらも、流石に夕方になると風が冷たい。
夜の帳が下り始めた鎌倉は、また違った表情になっていくな…ともう少し居たいと思ってみたり。しかし、残念ながら今回はその余裕はありません。
提灯の優しい色の灯と、青白くどこか怪しくなった桜の花に後ろ髪を引かれるような気持ちです。今年も花見が出来たことに感謝。
18時を回り、だいぶ人も落ち着いてきた鎌倉駅から帰路に就きました。
昨年12月にプチ弁慶さん紀行をして以来、今年に入ってから初めての鎌倉です。
毎年恒例のコースではございますが、相変わらず楽しく花見をさせて頂いております。
新コースの開拓と申しますか、この頃のあそこはどうなんだろう?と思ったりもするのですが、毎年行っていると、そこの桜は今年は元気か?という気持ちが強くなってしまい、なかなか進みません。一泊二日出来たら思う存分…と思うのですが、この季節では未だ実現ならずです。
過去に泊まりでの旅は3回有ります。
一昨年の景時さん誕生日紀行と、その二年前でしたか新緑の頃。これは未だに旅行記が書けていません。…というかもう記憶が写真頼り(笑)。そしてもっと前に紅葉紀行。
紫陽花の頃も憧れつつ…うーん、今年もちょっと無理そうですが、いつか!(言うだけはタダ)
桜の頃は混雑必至なので、やはり10時前には団葛を抜けよう!と思いあとは気ままに歩いております。しかし去年と違い現地についてから朝食を頂いたので、スタートは9時45分なのでほぼ10時でした(笑)。
変わった事と申せば、遂に携帯電話を持ちました(笑)。でも広角のカメラとしての稼働率が一番高いです。その為今回は写真サイズがバラけた旅行記になっております。お見苦しいところが多くてすみません。
便利なのですがまだ全然使い方が分かっていないです。今年は陽気のせいか、例年見られるお花が少なかったり、逆に山吹は凄く元気に感じたり…と様々でした。殊に八幡宮のぼたん苑はお花が少ない(=咲きが遅い)という理由で、この日は例年より入苑料が安価でした(GWには見頃と書かれ例年通りに)。馬酔木にもあまり遭遇しませんでした。朔…(泣)。
最もこればかりはお天道様次第ということで。
人出は去年よりかなり多くなっていました。なんとなくホッとします。
寄る年波には勝てず、以前よりも一日辺りに拝観する寺社が減りました(汗)。無理はせず、安全にというのは旅行記本で自分が書いていますが、正にその状態です。しかし靴を変えてから、膝は大分楽になりました。こういうことも大事ですね。
今年も素晴らしい春を見せてくれた鎌倉に、感謝を。
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