鎌倉紅葉リベンジ編・1
極楽寺駅―切り通し―御霊神社―収玄寺
極楽寺駅から
さて藤沢駅から江ノ電に乗って、鎌倉市内へ入ります。
前回よりはマシなものの、昨夜からの膝の鈍痛も考慮して、今回は無理せずなるべく高低差の無い所をノンビリ回ろうと思いました。
まずは極楽寺で下車。前回は駅を撮っていませんでした。桜も落葉し、時期的にも「迷宮」に近い頃なのでパチリ。切り通しの紅葉は如何なものでしょうか…。
極楽寺さんへは寄らず、そのまま切り通しを長谷方面へ。
所々、紅葉しています。ここって、車道だし舗装もされていて、電線があるにも関わらずふっと時代を吹き飛ばしている感があります。切り通しが開かれたのは、望美ちゃん達が往来していたであろう頃より後、極楽寺の開祖・忍性によってと言われています。その頃は道はもっと高く、今の成就院さんの山門くらいだったとか。
極楽寺では弁慶さんのイベントがあり、そこで彼は慈善事業をしていた忍性に興味を持っているように感じました。拝観後、恐らくここを二人で歩いたのでしょうが、その時弁慶さんは何を考えていたのでしょう。己という個ではなく、公に尽力した忍性。私にはその生き様が、法師で薬師の咎人を惹き付けているように思えます。
御霊神社
星月夜の井を過ぎ、力餅屋さんが定休日だったことを嘆きつつ、御霊神社さんへ。
前回訪問から二週間、紅葉の主役は代わっていました。本殿に向かって右手の銀杏はすっかり落葉しています。盛りは左手の銀杏。春には、本殿左右の桜がほぼ同じ勢いで咲いていましたが、銀杏の紅葉ペースは随分違います。…しかし、両方の銀杏を入れた写真が撮れなかったのでした(汗)。
本殿手前の銀杏(下写真左)も見事。その奥のお宅の紅葉も。![]()
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御霊神社さんの周りは、小高い山のようになっているので、そこの常緑樹と紅葉の対比が見事です。
収玄寺
御霊神社を辞して、長谷駅方面へ。ここで長谷通りに面したこちらのお寺へ。遙か3には登場しません。ですが、拝観。以前にも一度寄らせて頂き、こじんまりとしていながら、整えられた境内の見事さに目を見張りました。お花が多く、手入れが行き届いています。
この日も、植木屋さんが入っていました。混雑しているであろう、長谷寺さんには寄らず、そのまま江ノ電で鎌倉駅へ向かいます。
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